読了時間: 1分『 We can’t go back 』この星にはじめて杭を打った男のことを考えた。何が目的だったのか?何の躊躇も無かったのだろうか?打ち込んだ後何を感じたか?今となっては当たり前の日常と化してしまったが、そんな事する生き物は 人間以外にいないという事だけは忘れてはいけない。
この星にはじめて杭を打った男のことを考えた。何が目的だったのか?何の躊躇も無かったのだろうか?打ち込んだ後何を感じたか?今となっては当たり前の日常と化してしまったが、そんな事する生き物は 人間以外にいないという事だけは忘れてはいけない。
聴講生からの便り「お前か、お前のツレかどちらかというのならこの舟に乗せてあげてもいい。でも、つがいでと乞うのはあまりにもむしが良すぎないか?何故なら、お前等はその自由を私たちに許してこなかったではないか。」 いつか愛玩する動物達にそう宣告される日が来るのでしょうね。 先日,リモートではありますが、ウイーンの美術学校で光栄にも私の作品について講義をする機会を頂きました。後で知ったのですが、その際、聴講生のひとりがチ
『 共生』2年半前、“こぼれたミルクを嘆いてもしょうがない。” ( It is no use crying over spilt milk. )という諺を引用し作品を展開した。 間違いを起こしても検証も反省もせず、根本的な問題解決を避け、只々仕方ない事とやり過ごしてきた人類の無分別な歴史に対して警鐘したかった。 その時、取材に来た新聞記者から「火も電気もない生活に、今更どうやって戻ればいいんだ?」と問
『 悲しき玩具 』犬がひっぱっているのは何ですか?と会場でよく聞かれました。今回のテーマに沿い併せイチジクやビワなどの植物かと思われた方もいらっしゃいましたが、全く違います。 ずばり、壊れた原子炉格納容器(沸騰水型)です。 私がそう説明すると大概の方は黙り込んでしまいます。 あんまり触れたく無い、出来れば記憶の外に置いておきたいことに触れられてしまったという気持ちもあるようですし、わざわざ見に来たのに悲しい気持ちに